アルインコが満を持して発売するデジタル簡易無線の最新機種ALINCO DJ-DPS70。ライセンスフリーラジオ(フリラ)ユーザー目線で注目と言えるポイントをまとめてみた。
拡張セットモードを有効にしよう!
デジタル簡易無線の交信を趣味で楽しむなら拡張セットモードを有効にしよう。DJ-DPS70をより細かく設定変更することができる。「機能」を押しながら電源オンで「拡張設定有効?」の表示ができるので、再度「機能」を押して設定完了だ。
送信出力は3段階切り替え
他社製品は送信出力2段階切り替えが多いが、ALINCO DJ-DPS70は3段階切り替え。5W/2W/1Wと切り替えることができるぞ。山岳運用などでは出力を抑えたりしながら長時間継続して運用することができる。
対象外受信機能を活用
秘話27144を設定して使い場合でも対象外受信機能をオンにすれば、秘話なしの交信を受信することができる。業務局などに配慮しながらチャンネルを選択できる機能だ。
モニター機能を活用
モニター機能を使うと、デジタル信号が受信されていない場合はFM復調信号をスピーカーから出力してくれる。運用しようとするチャンネルを事前にチェックしておけば、ノイズや不要な信号を避けることができる。
音量一定化機能で快適に運用
デジ簡で待機していて、いきなり相手局の声が大きく入感してびっくりしたことがあるのでは? 音量一定化機能は大きかったり小さかったりする音声を自動的に調整してくれる快適機能だ。
ついにデジ簡にSメーターが!
フリラユーザーならデジタル簡易無線にSメーターがあればと思ったことが一度はあるはず。ALINCO DJ-DPS70には横幅一杯に表示される本格的なSメーターを設定することができる。
周波数表示はチャンネルも同時表示
ALINCO DJ-DPS70の周波数表示は同時にチャンネル番号も表示してくれる。周波数表示の雰囲気を楽しみながら、チャンネル表示で実用的に運用できる。