昨年のSCIENTEX SR-01に続き、今年のライセンスフリーラジオ界で大きな話題となっているサイエンテックスの新機種JCBT-17Aの詳細と予約受付についてサイエンテックス社のwebサイトで発表された。
D級変調器・E級ファイナルといったSR-01譲りの最新技術を用いた送受信性能に加えて、コンパクトになったことで機動性を増したJCBT-17A。アルミニウムボディの採用で、電池を搭載した状態で1.7kgの重量に抑えられている。これはSR-01に比べて1kg近くの軽量化となる。
コンパクトになるつつも送受信の要となるロッドアンテナは1.88mを実現している。SR-01と比べて外部に同調コイルが取り付けられていないだけで、ロッド部分の長さはほぼ同じと見ることができる。SR-01と比べてアンテナ性能の違いは最小限に抑えられているのではないだろうか。
どうなの?と気になる部分は2つ。1つはマイクがSR-01と違いダイナミックタイプではなくコンデンサータイプになるようだ。送信音にどれほどの違いが出てくるのだろうか?またSメーターがない代わりにボタン押下時に信号強度をモールス信号で知らせてくれる仕様となっている。QSBがある状況でこれがどのように動作するのか注目だ。
詳細はサイエンテックス社のwebサイトで確認できる。