10年ほどまでは運用局がほとんどいなかった北陸エリア。Eスポで全エリア交信を狙ったときにもっとも難しいと思われていたエリアだが、いまでは当たり前のように「いしかわ」「とやま」「ふくい」などのコールサインが聞えてくる。常設の山岳レピーターも設置され賑わっている。北陸エリアがここまで活性化するに至った経緯を語るにあたって北陸ロールコールの存在は外せないだろう。そんな北陸ロールコールが今月で100回目の開催を迎える。
今回はいしかわAS36局が石川県の加賀白山に登ってキー局運用を行う。標高2700mを誇る北陸随一の山だけに広範囲からのチェックインが期待できるのではないだろうか。また、臨時特小レピーターの設置も予定しているようだ。もう一方のキー局きょうとKP127局も福井市の国見岳からの運用だ。
100回目の特別開催ということで通常は数時間で終わるイベントが日付をまたぐ形で開催される。夜間の部は12日(土)19時半から、午前の部は13日(日)8時からとなっているので、夜間と日中の伝搬の違いも楽しめるだろう。
詳細についてはきょうとKP127局のブログを確認しよう。